ボートレース場を
活用した取り組み

boatrace

令和4年度モーターボート競走場と連携した取り組み

(公社)中部海事広報協会

「夏休み 親子de名古屋港!」と称した海事施設見学会

(蒲郡競走場及び常滑競走場を使用して行うペアボート体験乗船会の代替事業)
両競走場ともに、ペアボート体験乗船会は、今後実施できないことから、代替事業として、夏休み期間中に親子で海に親しんでもらうために、当協会の管内の小学中学生とその保護者1組2名・計50組100名に、名古屋港水族館及び名古屋港ポートビル3施設(展望室、海洋博物館、南極観測船ふじ)の共通入館券を無料で提供し、費用対効果を検証するために、後日アンケート用紙を送付してもらうこととしました。
この募集広告を中日新聞の朝刊に掲載してもらったところ、264通の応募があったので、抽選により50組を選定し、次の資料も併せて送付しました。
アンケート用紙は、参加者50組中25組から送付があり、各施設ともに概ね好評という内容でした。「モーターボート競走の資料を読んで、どう思いましたか」の問いには、多数が「売上金の一部が社会に貢献していることがよくわかった」と回答し、また、海に関係する施設では、どこを見学したいと思いますか」との問いで、9名の方が、モーターボート競走場を見学したい」と回答していました。
これにより、十分海に親しんでいただけたものと思われます。

第18回ラジコンボート体験教室(常滑と蒲郡と共通)

7月24日(日)に計画・準備していましたが、新型コロナウィルスの影響で中止としました。なお、代替事業は、実施しませんでした。

第15回夏休み伊勢湾発見ツアー(常滑と蒲郡と共通)

対象:
当協会管内の小中学生とその保護者1組5名まで 計250名
場所:
名古屋港ガーデン埠頭~セントレア沖~名古屋港ガーデン埠頭 約3時間の船旅
時期:
8月22日(月)
目的:
将来の日本を担う子供達に、海に親しんで、海に興味をもってもらい、海に関係する仕事を将来の職業選択肢の一つにしてもらうために実施しました。
内容:
伊勢湾フェリー㈱から賃借した「伊勢丸」に乗船し、伊勢湾沿岸やセントレア沖を周遊するツアーで、船内では、救命胴衣の試着指導、ロープワークの指導、手旗信号の披露などのイベントに加え、第四管区海上保安本部の巡視艇の併走並びに海上ヘリコプターの接近のサプライズを実施しました。
中日新聞の広告で募集したところ、157組544名の応募があったので、抽選により250名を選定しました。愛知県では8月31日までBA5対策強化月間であったことから次のとおり感染対策を徹底して実施しました。
1)受付では、参加者に対して手洗い消毒を実施するともに、37度5分以上の方は、乗船を断ることとしましたが、全員体温は正常でした。
2)船内ではの昼食では、参加者の座席をあらかじめ指定することにより、一定の距離を保つとともに、食事時は黙食を徹底しました。
3)各種イベントの会場は、風通しの良い車両甲板で行いました。
4)船内では、換気を頻繁に実施しました。感染対策を徹底したことから、参加者全員が何事もなく無事下船しました。イベント実施前に船内で、中部運輸局の職員の方から、「海の仕事発見隊」のパンレットを使用して、外航海運及び内航海運や港の施設等が国民生活に非常に役立っていることを、また、日本モーターボート競走会東海支局の方から、モーターボート競走の売上金の一部が、国民生活に寄与していること及び本取り組みは、その財源で実施することを説明していただきました。
この取り組みの効果を検証するために、アンケートを参加者に配布しました。
配布数95名(子供)に対して、85名の参加者から提出がありました。アンケートの結果では、各種イベント及び感染対策は概ね好評で,特にサプライズに感動した参加者が多くいました。
「将来大人になったら海や船に関係する仕事をしたいと思いますか」との問いに対しては、24名の子供が「はい」と回答しており、一定成果があったものと思料します。

静岡県海事広報協会

浜名湖競走場への親子来訪の呼びかけ教室

新型コロナウィルスの感染拡大等々による影響もあり、ボートレース場内での行事開催実施は難しいことから、浜名湖競艇関係者と相談のうえ、令和元年12月に同施設内に新たに設置された「ボートレース場の親子の遊び場」浜名湖MOOOVIと合わせ、モーターボートレースの収益金による活動領域等々のプレゼンテーション教室を浜名湖競艇企業団の村松氏に資料を提供していただき、静岡市の山間部小学校の生徒及び先生を対象に実施し、協会事務局から親子での浜名湖ボートレース場への来訪を呼びかけました。
この他に、7月10日に清水海洋少年団へも同じ資料を配布し、浜名湖ボートレース場への来訪を呼びかけました。
この取り組みと併せて、清水港新興津コンテナターミナル・フェルケール博物館の見学、遊覧船で清水港内施設を見学する海洋教室も実施しました。

1.実施日時:
7月7日(木)9:00~14:30 参加者:小学生42名、先生他6名
7月14日(木)9:00~14:30 参加者:小学生17名、先生他4名
2.実施場所:
新興津コンテナターミナル管理棟4階 多目的ホール
3.参加者:
小学生 59名、先生他 10名 計69名
4.実施内容:
配布資料提供 浜名湖競艇企業団宣伝課 村松主査
説明者:静岡県海事広報協会 事務局 大島・岡田
①MOOOVI浜名湖のパンフレットを使用した同施設説明
②ボートレースの収益金についての説明
③活動領域 「福祉車両配備」「歯の妖精」等々の説明
※当協会は、MOOOVIの家族入場券、ボートレース浜名湖のハンカチを加えたセットを配付しました。

7月7日 ボートレース場に関するプレゼンテーション

〇7月14日 ボートレース場に関するプレゼンテーション

〇清水海洋少年団へプレゼンテーション

三重県海事広報協会

コンビナートクルーズ

例年実施していたボートレース場を使用する「親子で学習ツアー」は、新型コロナウィルスの影響で実施できないことから、来年3月の春休み期間中に昨年実施した「コンビナートクルース」を計画しています。

福井県海事広報協会

ボートレース三国でのバーチャルボートレース体験

①目的:
モーターボート競走事業と連携し、福井県在住の親子を対象に、海事産業やマリンスポーツ等を通して海の恵みや関わりを体感し、海事思想の普及を図る。併せて、公営競技としてのボートレースの歴史や収益金がどのように活用され、社会に貢献しているかを広報する。
②概要:
一般公募により福井県在住の小中学生を含む親子20組(午前の部10組20名、午後の部10組20組 計40名)を募集。
・バーチャルボ-トレース機器を活用して競技の迫力を体感してもらう。
・体験の前後、三国競走場の内部を見学してもらう。また、希望者には勝負服を着ての写真撮影会も行う。
・モーターボート競走の概要をわかりやすく解説する。
・例年実施していた遊覧船の乗船は中止とし、無料乗船券を配布する。
③日時:
令和4年7月30日(土)ボートレース開催日
④行程:
各自現地集合、現地解散
⑤募集要領:
フリーペーパー掲載を中心に公募する。旅行会社の海陸観光のHPにて応募を受け付け、抽選も行う。
⑥その他:
・雨天決行(荒天等により中止する場合は、前日の15時までに競走会・施行者にて判断を行い、事務局から参加予定者に周知する。)
・コロナウィルスの影響により中止する場合は、福井県海事広報協会にて7月27日(水)までに開催の可否を判断し、関係者及び参加予定者に周知する。
・受付時に検温・アルコール消毒の実施。マスク着用をお願いする。
⑦参加者内訳:
午前10組20名、午後10組20名
事務局(運輸局)3名、競走会2名、施行者1名、三国観光産業1名、海陸観光1名、VR対応者(外部委託)2名
[配布物]
〇日本財団アニュアルレポート2021
〇乗船券等 東尋坊、越前松島水族館、そともめぐり、海山漁業(パンフ付き)


費用対効果及び企画全体の内容について検証するために、アンケートを実施したところ、参加者18名のうち18名から、各設問について、次のとおり回答がありました。
1)これまで三国ボートレース場に来たことはありますか。
→56%の方が「今回初めて」と回答
2)VR体験試乗について、どう思いましたか。
→14名の方が「楽しかった」と回答
3)モーターボート競走「アニュアルレポート」を読んで、どう思いましたか。
→14名の方が「売上金の一部が社会貢献していることがわかった」と回答
4)今回のイベント全体について、お伺いします。
→67%の方が「大変満足」と回答
以上の通り、一定の効果があったものと思料します。

場所 三国競走場ホール6階