令和5年度モーターボート競走場と連携した取り組み
(公社)中部海事広報協会
「夏休み 親子de名古屋港!」と称した海事施設見学会
(蒲郡競走場及び常滑競走場を使用して行うペアボート体験乗船会の代替事業)
両競走場ともに、ペアボート体験乗船会は、今後実施できないことから、代替事業として、夏休み期間中に親子で海に親しんでもらうために、当協会の管内の小学中学生とその保護者1組2名・計50組100名に、名古屋港水族館及び名古屋港ポートビル3施設(展望室、海洋博物館、南極観測船ふじ)の共通入館券を無料で提供し、費用対効果を検証するために、後日アンケート用紙を送付してもらうこととしました。
この募集広告を中日新聞の朝刊に掲載してもらったところ、270通の応募があったので、抽選により50組を選定し、次の資料も併せて送付しました。
アンケート用紙は、参加者50組中28組から送付があり、各施設ともに概ね好評という内容でした。「モーターボート競走の資料を読んで、どう思いましたか」の問いには、多数が「売上金の一部が社会に貢献していることがよくわかった」と回答し、また、「海に関係する施設では、どこを見学したいと思いますか」との問いで、9名の方が、「モーターボート競走場を見学したい」と回答していました。
これにより、十分海に親しんでいただけたものと思われます。
(送付資料)
- ①4施設共通入館券
- ②中部海事広報協会の取り組み
- ③パンフレット「海事産業:海の仕事発見隊」
- ④モーターボート競走関係資料
- ⑤下敷き、名古屋港イラストマップ、パンフレット(日本と世界をつなぐ海運)、ペーパークラフト(伊勢丸:伊勢湾フェリー㈱所有船)、絵はがき、クリアファイル
- ⑥アンケート用紙(返信用封筒付き)
第19回ラジコンボート体験教室(常滑と蒲郡と共通)
7月23日(日)に計画・準備していましたが、新型コロナウィルスの影響で中止としました。なお、代替事業は、実施しませんでした。
第16回夏休み伊勢湾発見ツアー(常滑と蒲郡と共通)
- 対象:
- 当協会管内の小中学生とその保護者1組5名まで 計250名
- 場所:
- 名古屋港ガーデン埠頭~セントレア沖~名古屋港ガーデン埠頭 約3時間の船旅
- 時期:
- 8月22日(火)
- 目的:
- 将来の日本を担う子供達に、海に親しんで、海に興味をもってもらい、海に関係する仕事を将来の職業選択肢の一つにしてもらうために実施しました。
- 内容:
-
伊勢湾フェリー㈱から賃借した「伊勢丸」に乗船し、伊勢湾沿岸やセントレアを周遊するツアーで、船内では、救命胴衣の試着指導、ロープワークの指導、手旗信号の披露、ブリッジ見学などのイベントに名古屋海上保安部の巡視艇の併走並びに海上ヘリコプターの接近のサプライズを実施しました。
さらに、イベント終了後にアンケートを提出していただくために、受付時に小中学生に配布しました。中日新聞の広告で募集したところ、165組571名の応募があったので、抽選により250名を選定しました。
新型コロナウィルスの感染対策として、昼食時の座席をあらかじめ指定しました。
さらに、熱中症対策として、各種イベントを実施する車両甲板にクールミストをレンタルにより2台設置しました。感染対策及び熱中症対策を徹底したことから、参加者全員が何事もなく無事下船しました。
イベント実施前に船内で、中部運輸局の職員の方から、「海の仕事発見隊」のパンレットを使用して、外航海運及び内航海運や港の施設等が国民生活に非常に役立っていることを、また、日本モーターボート競走会東海支局の方から、モーターボート競走の売上金の一部が、国民生活に寄与していること及び本取り組みは、その財源で実施することを説明していただきました。
この取り組みの効果を検証するために、アンケートを参加者に配布しました。
配布数109名(子供)に対して、59名の参加者から提出がありました。アンケートの結果では、各種イベント及び感染対策は概ね好評で,特にサプライズに感動した参加者が多くいました。
「将来大人になったら海や船に関係する仕事をしたいと思いますか」との問いに対しては、59名中15名の子供が「はい」と回答しており、また、「今回のツアーは、モーターボート競走の売上金の一部が原資になっていますが、売上金の一部が社会に貢献していることについて、どう思いましたか」に対して、「非常によくわかった」「まあまあわかった」併せて42名の方が回答していました。
これにより、一定の成果があったものと思われます。
静岡県海事広報協会
浜名湖競走場ボートレース場での取り組み
令和元年12月に同施設内に新たに設置された「ボートレース場の親子の遊び場」浜名湖MOOOVIと合わせ、モーターボートレースの収益金による活動領域等々のプレゼンテーション教室を浜名湖競艇企業団の宮崎氏を講師に招き、静岡市の山間部の小学校の生徒及び先生を対象に実施しました。また、親子での浜名湖競艇場来訪を呼びかけました。
また、ボートレース浜名湖の会場とした「エンジョイ!はまなこレイクフェスティバル」一部イベントを協賛企画として実施しました。
①7月6日と12日に新興津コンテナターミナル管理棟の多目的ホール等で、海洋教室を実施しました。
- 1.実施日時:
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7月6日(木)参加者:小学生43名、先生5名
7月12日(水)参加者:小学生43名、先生10名 - 2.実施場所:
- 新興津コンテナターミナル管理棟4階 多目的ホール
- 3.参加者:
- 小学生 86名、先生15名 計101名
- 4.実施内容:
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配布資料提供 浜名湖競艇企業団宣伝課 宮崎主査 説明者:静岡県海事広報協会 事務局 大島・岡田
①MOOOVI浜名湖のパンフレットを使用した同施設説明
②活動領域 「福祉車両配備」「歯の妖精」等々の説明
※当協会は、MOOOVIの家族入場券、BOATRACE浜名湖70周年記念団扇、海から回収されたプラスティックを使ったボールペンを加えたセットを配布しました。
②浜名湖ボートレース場内での浜名湖競艇企業団との協賛企画事業を次のとおり実施しました。
- 1.実施日時:
- 令和5年8月27日(日)
- 2.実施場所:
- ボートレース浜名湖
- 3.実施内容:
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1)パドルボート乗船体験(中央スタンド1階 水面側)
2)ボートレースVRスプラッシュバトル(北スタンド1階)
3)なりきりボートレーサー(北スタンド1階) - 4.参加者:
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当日開催された「エンジョイ!はまなこレイクフェスティバル」におけるイベントの一部として開催、当日来場者の自由参加形式
当日の体験者
1)335名
2)男性80名、女性81名、子供135名 計296名
3)男性33名、女性4名、子供97名 計134名
7月6日 ボートレース場に関するプレゼンテーション
7月12日 ボートレース場に関するプレゼンテーション
三重県海事広報協会
津ボートレース場での取り組み
モーターボート競走場と連携した取り組みを次のとおり実施しました。
- 日時:
- 令和5年8月24日(木) 9:30~15:30
- 場所:
- 三重県津市
- 内容:
- 第29回「親子で学習!ヨットに乗船」
海や船と港の役割や大切さを知ってもらうことを目的として、ヨット・ボートに乗船するイベントを企画しました。
イベントは、例年ボートレース場津で開催していましたが、今回は初めて伊勢湾海洋スポーツセンター(津ヨットハーバー)で実施しました。開催にあたり、中部運輸局三重運輸支局四日市庁舎の職員から、四日市港の概略説明と港や船舶について出前講座を受けました。
伊勢湾海洋スポーツセンター、モーターボート競走会津支部の協力をいただき、4種類のヨット・ボートに乗船しました。ヨット・ボートに乗船すること自体が初めての方も多く、「夏の良い思い出になると同時に、貴重な体験ができた」とのアンケートの回答をいただきました。 - 参加者数:
- 小学生又は中学生1人と保護者1人をペアとする合計14組28名
- 協賛:
- 中部運輸局三重運輸支局、日本モーターボート競走会東海支局、日本モーターボート競走会津支部、
伊勢湾海洋スポーツセンター
福井県海事広報協会
ボートレース三国でのバーチャルボートレース体験
【実施内容】
モーターボート競走事業と連携し、福井県在住の親子(小中学生)を対象に、海事産業やマリンスポーツ等を通じて海の恵みや関わりを体感し、海事思想の普及を図ることを目的に、ボートレース三国でバーチャルボートレース体験を7月29日(土)に実施しました。
一般公募により、福井県内在住の小中学生を含む親子20組40名を募集したところ、15組30名の申し込みがありました。新型コロナウィルス感染等の理由により、当日の参加者は、13組25名となりました。当日は、敦賀駅及び福井駅発着にて大型観光バス1台を運行し、次の取り組みを実施しました。ボートレース三国では、モーターボート競走会三国支部の齊藤執行役員により、競走事業の説明と売上金の一部が社会に貢献していることを説明していただきました。
1)バーチャルボートレース機器を活用して、競技を体感してもらう。
2)体験の前後、三国競走場の内部を自由に見学してもらい、希望者には勝負服を着て写真撮影会も行う。
3)モーターボート競走の概略をわかりやすく説明する。
4)新型コロナウィルス感染拡大を理由に中止していた遊覧船の乗船を本年より再開し、参加者には「東尋坊観光遊覧船」に乗船していただく。
【配布資料】
・日本財団アニュアルレポート
・記念品(トートバッグ、うちわ、ノート、ウェットティッシュ)
費用対効果及び企画全体の内容について検証するために、アンケートを実施したところ、参加者25名のうち13名から、各設問について、次のとおり回答がありました。
1)これまで三国ボートレース場に来たことはありますか。
→46%の方が「今回初めて」と回答
2)VR体験試乗について、どう思いましたか。
→11名の方が「楽しかった」と回答
3)モーターボート競走「アニュアルレポート」を読んで、どう思いましたか。
→11名の方が「売上金の一部が社会貢献していることがわかった」と回答
4)今回のイベント全体について、お伺いします。
→61%の方が「大変満足」と回答
以上の通り、一定の効果があったものと思料します。
日時:令和5年7月29日(土)、場所:三国競走場ホール6階