令和6年度モーターボート競走場と連携した取り組み
(公社)中部海事広報協会
「夏休み 親子de名古屋港!」と称した海事施設見学会
(蒲郡競走場及び常滑競走場を使用して行うペアボート体験乗船会の代替事業)
両競走場ともに、ペアボート体験乗船会は、今後実施できないことから、代替事業として、夏休み期間中に親子で海に親しんでもらうために、当協会の管内の小学中学生とその保護者1組2名・計50組100名に、名古屋港水族館及び名古屋港ポートビル3施設(展望室、海洋博物館、南極観測船ふじ)の共通入館券を無料で提供し、費用対効果を検証するために、後日アンケート用紙を送付してもらうこととしました。
この募集広告を中日新聞の朝刊に掲載してもらったところ、253通の応募があったので、抽選により50組を選定し、次の資料も併せて送付しました。
アンケート用紙は、参加者50組中23組から送付があり、各施設ともに概ね好評という内容でした。「モーターボート競走にの資料を読んで、「売上金の一部が社会に貢献していることが理解できましたか」との問いでは、15名の方が「よくわかった」と回答し、また、「海に関係する施設では、どこを見学したいと思いますか」との問いでは、「フェリーの船内」と答えた方が12名と一番多く、また、「大人になったら海や船に関係する仕事をしたいと思いましたか」との問いには、4名の方が「はい」と回答していました。
これにより、十分海に親しんでいただけたものと思われます。
(送付資料)
- ①4施設共通入館券
- ②中部海事広報協会の取り組み
- ③モーターボート競走関係資料
- ④下敷き、名古屋港イラストマップ、パンフレット(日本と世界をつなぐ海運)、ペーパークラフト(伊勢丸:伊勢湾フェリー㈱所有船)、クリアファイル
- ⑥アンケート用紙(返信用封筒付き)
第17回夏休み伊勢湾発見ツアー(常滑と蒲郡と共通)
- 対象:
- 当協会管内の小中学生とその保護者1組5名まで 計250名
- 場所:
- 名古屋港ガーデンふ頭~セントレア沖~名古屋港ガーデンふ頭 約3時間の船旅
- 時期:
- 8月23日(金)
- 目的:
- 将来の日本を担う子供達に、海に親しんで、海に興味をもってもらい、海に関係する仕事を将来の職業選択肢の一つにしてもらうために実施しました。
- 内容:
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伊勢湾フェリー㈱から賃借した「知多丸」に乗船し、伊勢湾沿岸やセントレアを周遊するツアーで、船内では、救命胴衣の試着指導、ロープワークの指導、手旗信号の披露、ブリッジ見学などのイベントを実施しました。
さらに、イベント終了後にアンケートを提出していただくために、受付時に小中学生に配布しました。中日新聞の広告で募集したところ、160組559名の応募があったので、抽選により250名を選定しました。当日の参加者は、67名216名(大人101名、子供115名)でした。
なお、新型コロナウィルスの感染対策として、昼食時の座席をあらかじめ指定しました。さらに、熱中症対策として、各種イベントを実施する車両甲板にクールミストをレンタルにより2台設置しました。
感染対策及び熱中症対策を徹底したことから、参加者全員が何事もなく無事下船しました。
イベント実施前に船内で、中部運輸局の職員の方から、「海の仕事発見隊」のパンレットを使用して、外航海運及び内航海運や港の施設等が国民生活に非常に役立っていることを、また、日本モーターボート競走会東海支局の方から、モーターボート競走の売上金の一部が、国民生活に寄与していること及び本取り組みは、その財源で実施することを説明していただきました。
この取り組みの効果を検証するために、アンケートを参加者に配布しました。配布数67名(子供)に対して、57名の参加者から提出がありました。アンケートの結果では、各種イベント及び感染対策は概ね好評で、普段経験することができないので、夏休みの貴重な体験ができたとの意見がありました。 「将来大人になったら海や船に関係する仕事をしたいと思いましたか」との問いでは、57名中14名の子供が「はい」と回答していました。また、「今回のツアーは、モーターボート競走の売上金の一部が活用されていますが、売上金が社会に貢献していることについて、理解できましたか」との問いには、「よくわかった」「まあまわかった」と回答した方が、併せて45名いました。
これにより、一定の成果があったものと思われます。
静岡県海事広報協会
浜名湖競艇場への親子来訪の呼びかけ教室の取り組み
令和元年12月に同施設内に新たに設置された「ボートレース場の親子の遊び場」浜名湖MOOOVIと合わせ、モーターボートレースの収益金による活動領域等々のプレゼンテーション教室を浜名湖競艇企業団の宮崎氏に資料等の提供をいただき、当協会事務局から静岡市の山間部の小学校の生徒及び先生を対象に実施しました。 また、親子での浜名湖ボートレース場への来訪を呼びかけました。また、ボートレース浜名湖の会場とした「見て、知って、感じて はまなこSHOW!2024」の一部イベントを協賛企画として実施しました。
①山間部小学生対象「海洋教室」
- 1.実施日時:
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令和6年7月4日(木)参加者:小学生34名、先生6名
令和6年7月12日(金)参加者:小学生39名、先生7名 - 2.実施場所:
- 新興津コンテナターミナル管理棟4階 多目的ホール
- 3.参加者:
- 小学生 86名、先生15名 計101名
- 4.実施内容:
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配布資料提供 浜名湖ボートレース企業団宣伝課 宮崎主査
説明者:静岡県海事広報協会 事務局 大島・岡田
①MOOOVI浜名湖のパンフレットを使用した同施設説明
②活動領域 「福祉車両配備」「歯の妖精」等々の説明
※当協会は、MOOOVIの家族入場券、BOATRACE浜名湖のオリジナル付箋、海から回収されたプラスティックを使ったボールペン(BOATRACE浜名湖の案内説明書入り)を加えたセットを配布しました。
②浜名湖ボートレース場内での浜名湖ボートレース企業団との協賛企画事業
- 1.実施日時:
- 令和6年8月24日(土)、25日(日) 10:00~16:00
- 2.実施場所:
- ボートレース浜名湖
- 3.実施内容:
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1)パドルボート乗船体験(中央スタンド1階 水面側)
2)ボートレースVRスプラッシュバトル(北スタンド1階)
3)なりきりボートレーサー(北スタンド1階) - 4.参加者:
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当日開催された「見て、知って、感じて はまなこSHOW!2024」におけるイベントの一部として開催、当日来場者の自由参加形式。
当日の体験者
1)726名
2)男48名、女性25名、子供157名 計230名
3)男181名、女性186名、子供362名 計729名
〇7月4日 ボートレース場に関するプレゼンテーション
〇7月12日 ボートレース場に関するプレゼンテーション
〇8月24日、25日 浜名湖 協賛企画
三重県海事広報協会
〇津ボートレース場での取り組み
モーターボート競走場と連携した取り組みを次のとおり実施しました。
- 1)日時:
- 令和6年8月23日(金) 9:30~15:30
- 2)場所:
- 三重県津市
- 3)内容:
- 第30回「親子で学習!ヨットに乗船」
海や船と港の役割や大切さを知ってもらうことを目的として、ヨット・ボートに乗船するイベントを企画し実施しました。
今回も昨年と同様に伊勢湾海洋スポーツセンター(津ヨットハーバー)で実施しました。
開催にあたり、中部運輸局三重運輸支局四日市庁舎の職員から、四日市港の概略説明と港や船舶について出前講座を受けました。
(一財)日本モーターボート競走会、伊勢湾海洋スポーツセンターの協力のもと、5種類のヨット・ボートに乗船しました。
ヨット・ボートに乗船すること自体が初めての方も多く、「夏の良い思い出になると同時に、貴重な体験ができた」とのアンケートの回答をいただきました。
- 4)参加者数:
- 小学生又は中学生1人と保護者1人をペアとする合計13組24名
- 5)協賛:
- 中部運輸局三重運輸支局、(一財)日本モーターボート競走会東海支局、(一財)日本モーターボート競走会津支部、(一財)伊勢湾海洋スポーツセンター
福井県海事広報協会
〇ボートレース三国でのバーチャルボートレース体験
【実施内容】
モーターボート競走事業と連携し、福井県在住の親子(小中学生)を対象に、海事産業やマリンスポーツ等を通じて海の恵みや関わりを体感し、海事思想の普及を図ることを目的に、ボートレース三国でバーチャルボートレース体験を7月20日(土)に実施しました。
一般公募により、福井県内在住の小中学生を含む親子15組30名を募集したところ、11組22名の申し込みがありましたが、前日及び当日に参加者の都合などで、10組19名の参加となりました。
当日は、敦賀駅及び福井駅発着にて大型観光バス1台を運行し、次の取り組みを実施しました。ボートレース三国では、モーターボート競走会三国支部の齊藤執行役員により、競走事業の説明と売上金の一部が社会に貢献していることを説明していただきました。
1)バーチャルボートレース機器を活用して、競技の迫力を体感してもらう。
2)体験の前後、三国競走場の内部を自由に見学してもらい、希望者には写真撮影会も行う。
3)モーターボート競走の概略をわかりやすく説明する。
4)昨年実施した東尋坊遊覧船の乗船を今年も予定していましたが、天候の影響により欠航となっため、参加には、「越前松島水族館」を見学していただきました。
【配布資料】
・日本財団アニュアルレポート
・記念品(トートバッグ、うちわ、ノート、ウェットティッシュ)
費用対効果及び企画全体の内容について検証するために、アンケートを実施したところ、参加者10名のうち8名から、各設問について、次のとおり回答がありました。
1)これまで三国ボートレース場に来たことはありますか。
→28%の方が「今回初めて」と回答
2)VR体験試乗について、どう思いましたか。
→6名の方が「楽しかった」と回答
3)モーターボート競走「アニュアルレポート」を読んで、どう思いましたか。
→7名の方が「売上金の一部が社会貢献していることがわかった」と回答
4)今回のイベント全体について、お伺いします。
→100%の方が「大変満足」と回答
以上の通り、一定の効果があったものと思料します。
日時:令和6年7月20日(土)、場所:三国競走場ホール6階